1月19日(金)より、新年1本目の季節酒『龍勢 蔵生原酒 -八反35号-』を発売いたします。
ほんのりと完熟した梅のような香りが漂い、若さと渋さ、味わい深さのある生原酒です。
『龍勢 蔵生原酒 -八反35号-』は、爽やかさの中に濃醇さのある冬の生原酒。
10度くらいに冷やして、または熱めの燗もおすすめです。
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以下岡田杜氏コメント
今季は昨年と比べ、醪の中にいる蔵付酵母の割合が高かったため、協会酵母を使用した場合と比較しても発酵経過としてはややゆっくり気味でした。
弊蔵の蔵付酵母は酸が高いのが特徴のため、醪の温度を高くしすぎると酸だけが浮いた感じになってしまいます。
そのため、温度を低くすれば酸は抑えられるのですが、反面、発酵の勢いも抑えてしまいかねないので、そのあたりのバランスを取りつつ目標の酒質を目指して上槽予定日に合わせていくのに大変気を配りました。
蔵生原酒は、生酛らしい緩衝力のあるしなやかな味わいがあり、旨味、甘味、渋味がまとまっていると感じてます。