龍勢Lab. まだ見ぬ可能性に出会う scroll↓ 第二回実験酒 -蔵付き酵母- 720ml × 4本セット6,000円(税込)送料別 ご予約受付中です ※発送は6月上旬を予定※200セット限定販売 龍勢Lab.の目的は、蔵の体験をみなさんと共有すること。2022BYの試験醸造酒は、蔵付き酵母を使ったお酒の”商品化”に向けたプロトタイプ第一号です。藤井酒造のこれからの未来を担うかもしれない、蔵付き酵母の可能性を感じて下さい。 蔵付き酵母ってなに?蔵付き酵母とは、日本の伝統的な酒造りで使用される酵母の一種で、酒蔵内の壁や天井、床、木製品などに付着している自然界の微生物を指します。これらの微生物は、酒造りに必要な酵母菌を含んでいることが多く、酒蔵独自の風土や製法によって育まれた特有の味や香りを生み出す重要な役割を果たします。蔵付き酵母は、酒造りにおいて欠かせない重要な要素であり、日本の酒造り文化に深く根付いていましたが、酒蔵内に付着する微生物は、環境の変化や清掃の不十分さによって酸化や腐敗などの原因にもなり得るため、現在はほとんど活用されることはなく一般的には公益財団法人 日本醸造協会が配布している「きょうかい酵母」が使われています。藤井酒造では、生酛造りにおける乳酸・酵母は添加せず、乳酸菌や酵母が自然と湧き付くのを待つ方法をとっています。生酛造りへと舵を切ることをきっかけに、改めて藤井酒造の蔵付き酵母はどんな酵母なのかがわかると面白いのではないかと考えて、今回蔵付き酵母を龍勢Lab.のテーマに選びました。 第二 回実験内容 藤井酒造に古くから棲む蔵付き酵母での酒造り 生酛酒母からの酵母採取 2種類の酵母、2種類の麹計4種類の試験醸造酒 実験内容について詳しくは 公式noteをご覧ください ↓ 龍勢Lab. 研究員たちがやってみたいことをとりあえずやってみる自由な実験室 龍勢 Lab.は、「日本酒で楽しいことをしよう!」を合言葉に、藤井酒造の蔵人が日々の酒造りの中で芽生えた興味や疑問、発見などから、「こんな日本酒を作ってみたい!」と思ったお酒を、今までの枠にとらわれず探究心と遊び心を持って研究醸造・試験醸造するプロジェクトです。 日本酒の可能性にふれる “米”、“水”、“麹”という3つの材料から生み出される日本酒。「全く同じ日本酒はない」というほど、それら要素から醸される日本酒は多様な味わいをもっています。それら材料の中で何を選び、どう配合するのか。その可能性は無限大です。われわれの経験の範囲内でしか想像できなかった味わいを、実際に醸してみる。そこから得られる結果がどうであれ、その”過程”と”気づき”は、藤井酒造や蔵人にとって大きな財産になると考えます。 新しい挑戦 龍勢Lab.では、藤井酒造がやったことのないこと、蔵人が体験したことのないことにチャレンジします。その根底にあるのは、‟好奇心”。既成概念にとらわれることなく、小さなことから大きなことまでまずやってみて、検証し、そしてこれからの酒造りにつなげていけるような知見を得る。そんな実験のプロセスや結果を皆さんと共有して、さらなる新しいチャレンジに繋げていく。それが、『龍勢 Lab.』です。 藤井酒造は新たなステージへ 現在、藤井酒造で醸している日本酒の約70%は生酛造り。将来的には100%生酛造りへの転換を目指しています。それらを裏付けるのは、伝統製法へのリスペクトと、その技術の継承。龍勢Lab.は、それら厳格な醸造理念にもとづき醸される「龍勢」とは全く異なる、ラフで楽しい研究室です。好奇心をもって様々なチャレンジを行い、その経験がこれからの藤井酒造をつくっていく。私達龍勢Lab.が醸すのは、未来の藤井酒造です。 研究員紹介 所長 フジイ アメリカ帰りの六代目次期蔵元。好奇心旺盛。口癖は「いいじゃんやりなよ!」。 筆頭研究員 オカダ 生粋の酒オタクで、酒造り一筋16年。研究員たちの好奇心に酒造りで応える。超がつくガンダムマニア。尊敬する人はランバ・ラル。 味見担当 ナカガワ 食いしん坊。主に冷やかすことしかできない。エネルギーは美味しい燗酒とじゃが芋・さつま芋。 新入り ミヤモト 元カメラマンという異色の経歴をもつ、期待の新人。第2回実験、蔵付き酵母より龍勢Lab.に参加。生酛造りしか経験したことが無い珍しい蔵人。