龍勢 和みの辛口 竹原産八反錦 藤井酒造では地域性ある日本酒造りを目指し、様々な取り組みを行っています。そのひとつとして、酒造経験もある地元竹原の農業家・渡橋達也氏とタッグを組み、2022年に酒米育成の取り組みを始めました。『龍勢 和みの辛口 竹原産八反錦』は、その取り組みによって産まれた記念すべき最初のお酒となります。竹原のお米、竹原の水、竹原の微生物とともに醸したお酒を通じて、この土地の風土を感じていただけますと幸いです。渡橋達也氏の記事はこちら(広報たけはらより) 小梨地区について 竹原市東部に位置する小梨(おなし)町は、緑豊かな山々と清冽な水に恵まれたのどかな田園地域。梅雨の時期になると、美しいホタルを見ることもできます。稲作のほか、ぶどうやいちごの栽培も行われています。瀬戸内海に面した竹原市は、温暖な気候で降水量が少なく、古くから稲作よりもぶどうなどの果物の栽培が盛んでした。そんな竹原地域のなかでも、一日の寒暖差が激しく、ミネラルを多く含んだ水が湧き出る小梨地区では、美味しいお米が出来ると評判でした。小梨地区の美味しい水は、「おなし名水」として地元の人々に親しまれ、保全活動も行われています。 酒造好適米『八反錦』 八反錦は、「八反 35 号」「アキツホ」を交配して 1973 年に誕生した広島県の酒造好適米。 広島では最もメジャーな酒米となっています。 味わいはすっきりと飲みやすく、 ふくよかで上品な味わいになるのが特徴的です。 蔵人いわく、小梨産は通常の八反錦よりも、酸がしっかり出たそうです。 それが2022年産の八反錦の特性なのか、小梨地域の特性 渡橋氏の八反錦の特性なのかはまだ1年目のためわかりませんが、 これからどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。 木桶仕込み 藤井酒造では2019醸造年度より、大正時代に使用していた木桶を2本復刻させました。 この木桶は、大正時代から昭和33年までの約50年間もの間、酒造りに使用していたものです。通常の『龍勢 和みの辛口』は琺瑯タンクで仕込んでいますが、小梨産の八反錦を使用するにあたって、より竹原の地域性を追求するため、木桶、酵母無添加で仕込みました。木桶仕込み、および古式生酛由来の酸味が特徴の、魅力的なお酒に仕上がりました。木桶は通常のタンクよりも容量が小さいため、本数限定の試験醸造酒です。 取扱店舗一覧 ※12/13時点 鎌田本店061-3201北海道石狩市花川南1条5-670133-73-0416 新川屋佐々木酒店103-0013東京都中央区日本橋人形町2-20-303-3666-7662 藤沢とちぎや251-0053神奈川県藤沢市本町4-2-30466-22-5462 sake和酒楽314-0255茨城県神栖市砂山1014-273090-4879-4356 銘酒処 すずき酒店424-0038静岡県静岡市清水区西久保5220543-66-5773 上田酒店606-8003京都府京都市左京区山端川原町7075-781-5265 酒のみむら701-1342岡山県岡山市北区加茂508086-287-2156 前川酒店725-0026広島県竹原市中央4-7-20 藤三ショッピングセンター内0846-22-9265 内倉735-0026広島県安芸郡府中町桃山2-4-12082-282-6868